対人恐怖症になったきっかけ【後編】

ヒストリー

前回の記事では、

就活時にエントリーシートが埋められず、

自分が空っぽな存在であることに気づき、

それが自信を喪失する結果となって、

対人恐怖症になってしまった。

という経緯について説明しました。

当たり前ができなくなる辛さ

大きな痛手だった。

当たり前にとってきた人とのコミュニケーション。

その当たり前ができなくなった今、

人との会話の間合いや、視線の合わせ方が、

まったく分からなくなった!

無視意識に行なっていた

コミュニケーションのスキルがゼロ

になってしまったのです。

今では人と視線を合わすことが怖いので、

どこ見て話してんだか分からない状態になる。

おまけに緊張して目がバキバキになる始末。

相手も気味悪がって顔が引きつっちゃう。

これが日常茶飯事です。

もうマトモに他人と会話できません。

自分は、自分ひとりでできていない

人ってここまで大きく変わってしまうんだね。

自分の最大の武器は、人間力だったはず。

部活で都大会◯位、◯◯検定◯級、

TOEIC◯点なんかより、

堂々と人に自慢できる能力だったのに。

誰とでもすぐ仲良くなれたし、

男女、年齢に関係なく友人もたくさんいた。

そう思うとさ、

たくさんの人たちと出会い、笑い合い、楽しく過ごした日々が、

自分という人間を形成していたんだね。

その自分を否定するってことは、

過去に出会った人たちを、ともに過ごした時間を、否定することになっちゃう。

とても失礼なことだと今さら気づいたよ。

今まで出会った人に感謝を

みなさんはどうか自己否定をしないでください。

あなたに魅力を感じ、あなたを愛してくれた人の想いを裏切ることになるから。

自分は自分ひとりで形成されてるわけじゃない。

あなたの中にはみんなの想いが詰まっているから。

僕の場合は対人恐怖症のせいで、

疎遠になってしまった人たちがたくさんいる

なかには僕の異変に気づいて、

そっと距離を空けて離れていった人もいる。

でも僕は忘れません。

彼ら、彼女らと楽しく過ごした日々を。

心から感謝です。

なんか辛気臭い話になったけど、

発病したきっかけの話はここいらで終わり!

〈後編 終〉

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