僕が対人恐怖症になった時期、
それは就活という人生の一大イベントの時です。
なんで就活で対人恐怖症に?
その原因について話していきますね。
空っぽな自分に気づいた瞬間
まあ今から考えればさ、
就活なんて大したことなかったのにね。
入った会社に死ぬまで働く人なんていないわけで。
なのに就活で人生決まると思い込んで、
ナーバスになってしまった記憶がある。
そんな勝手に追い込まれた精神状態の中、
エントリーシートを作成しようとしたんだけど…
書くことがなかったんですよ。
それまで部活もサークルもやってなくて。
何か資格を持ってるわけもなくて。
それで気づいてしまったんです。
これまでの人生を振り返ってみて、
自分は何も努力してきたことなんてないと。
他人に自慢できる能力や実績がないと。
失った「ジソン心」
そしたらさ、急に自分に自信が持てなくなって。
他人と対等に会話できなくなっちゃって。
オドオドし始めて。目を合わせられなくなった。
踊る暇があったら 発明してえ♪
踊るエジソン、ジソン心♪
そう、自尊心ってやつを失いました。
それが対人恐怖症の始まりでした。
23歳の出来事でした(浪人してるんで笑)
大切なのは「コミュ力」
でも今思えばさ、
能力とか実績とかどうでもええのよ。
サークルがどーとか、部活がどーとか、
ボランティア活動がどーとかさ。
一番大切なのは、コミュ力よ。人間力よ。愛嬌よ。
その人と一緒にいて楽しいか。心地よいか。
そこなのよ。
愛嬌さえあれば、どんな環境でもやっていける。
誰とでも仲良くやっていける。
能力が多少足りなくたって大目に見てくれる。
フォローしてくれる。その中で成長していける。
かつての自分には、その人間力があっほうだと思う。
学校でも友人は多かったし、
バイト先でも愛されキャラだった。
それが自信を失って、自己否定に走ったために、
長年培った人間力を捨て去ってしまったんだよな。
〈前編 終〉
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